動脈硬化予防(研究・行動)啓発センターでは、全国の20歳から69歳の男女2276人を対象に動脈硬化に関する調査を行いその結果を公開しました。
今回の調査では医療に携わる皆様にとっても大変興味深い結果が得られたと思います。また、一般生活者の皆様の認識からしても意外と思われるような調査結果も得られております。
特に注目した結果は自分の血管の現状を正しく理解したい人が82%と極めて多いことであり、これは潜在的に心血管イベントの重要性や健康寿命についての国民的関心が高いことの証左と考えます。「動脈硬化」という言葉の認知度も思いの外高いことが明らかになりました。この結果については調査にご協力いただいた方々の検診データとのクロス集計でさらに興味深い分析ができましたのでご参照下さい。
また、健康に関連する情報入手時の重視点については、「情報の信頼度」「掲載情報のわかりやすさ」がともに50%を超える結果となりました。さらに、健康関連情報の入手経路及び情報を入手するシーンなども調査して公開しております。
なお、本調査の調査項目の概要は以下のとおりです。
(詳細は「動脈硬化に関する調査・調査項目」に掲載)
- 医療機関受診状況
- 健康診断の受診状況・受信結果
- 健康診断の結果後の行動
- 気になる言葉、症状・言葉の認知度
- 自分の血管年齢を知りたいか
- 動脈硬化の説明文の理解度
- 健康に関する情報の入手時期・入手先、情報入手時の重視点
- 参加したい健康に関するイベント
- 健康のために実践していること
- 健康を意識した場面
本調査の全調査データは下記からダウンロード可能です。是非ご利用ください。
調査概要
調査手法:インターネット調査(定量調査)
調査地域:全国
調査対象条件:20歳から69歳の男女
回収数:2276サンプル
調査期間:2014年9月5日(金)~9月9日(火)
調査機関:インテージ