社会の高齢化にともなって、心筋梗塞、脳梗塞などの心血管疾患が増加しています。
これらは、動脈硬化の進行によって引き起こされます。
高齢者の死因では、すでにがんを抜いて全体の約3分の1を占めています。
また、四肢麻痺、認知症などの重い後遺症に悩む人も増えています。
ここでは、心血管疾患の原因となる動脈硬化の最新の知識を解説しました。
これを参考にして生活習慣を改善し、すこやかな老後を送っていただきたいと思います。

なお、この心血管ミニ事典は、2005年開催の「愛・地球博」において公開されたもので、
公益信託日本動脈硬化予防研究基金の助成を受けて、
動脈硬化予防啓発センターの前進“愛知万博「高齢化社会と心血管疾患」委員会”が制作したものです。


監修 小澤利男
(東京都老人医療センター
 名誉院長
 高知大学名誉教授)


●悪玉コレステロール、LDLコレステロール
●不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸)
●仮面高血圧 ●冠動脈 ●健康寿命
●抗酸化機能、抗酸化作用 ●高齢化社会
●高齢社会 ●持続性高血圧 ●心筋梗塞
●善玉コレステロール、HDLコレステロール
●多価不飽和脂肪酸
●中性脂肪、トリグレセライド、トリグリセリド
●動脈硬化 ●内臓脂肪 ●脳梗塞 ●脳出血
●脳卒中 ●白衣高血圧 ●皮下脂肪
●飽和脂肪酸 ●ポリフェノール
●メタボリックシンドローム、メタボリック症候群
●有酸素運動

 

2005年に開催された「愛・地球博」に出展しました。

 

第1回 健康寿命を延ばすには─日本人データでわかったこと─
第2回 すこやかに長生き─しなやかな血管を保つ、運動と食事法─


公益信託 日本動脈硬化予防研究基金(JAPF)
© Japan Arteriosclerosis Prevention Fund